目の前のこと

瞑想を実践するようになってから、今この目の前のことに気づけるようになった。

 

 

もちろん常に心はどこかを追ってさまよってるし、携帯とか、自分を今ここから引き離すツールも常にあるから、意識がどこかに行ってしまうことが多いけど、それに気づいて今ここに戻って来れるようになっている。

 

 

それまでの私は、季節というのもちゃんと感じれていなかった。

風が温かくて柔らかいとか、道路に小さなお花が咲いてるとか、鳥が可愛い声で鳴いてるとか、そういうことにも気づけていなかった。

 

 

心というものは、いつもどこかの何かを探し求めて、今この目の前にあるものや、起こっていることから自分を引き離す。

 

 

全ては奇跡で、当たり前なことなんて何一つないのに、無智というものが自分を曇らせて、目の前にある大事なものも見えなくしてしまう。

 

 

そう考えると、今の私はリハビリ生活を送っているのかもしれない。

 

 

自分の思い込みやエゴで自分や家族をずっと傷つけてきて、そんな自分に気づき、その自分のしがみつきを手放す為に、独りになる道を選んだ。

 

 

母や祖母のサポートもあり、今はこうして何とか自立してやってるけど、以前の私は盲目で、家族や他者への感謝の気持ちが足りていなかったな、と染み染み思う。

 

 

 

本当は全てが完全で、全て満たされているのに、何故満たされていないように感じてしまうだろう。

 

 

いつも彷徨っている心を、今ここに戻してくる。

 

 

今ここで吸っている空気を感じて、

今聴こえている音を聴いて、

今食べている物を味わって、

目の前に見える景色に気づく。

 

 

 

今、なぜか自分の体があって、何も命令もしていないのに、心臓や臓器や細胞が活動していて、血が通い、皮膚は温かい。

とんでもない宇宙は、既にここにある。

 

 

 

過去や未来は、どこにもない。

全て自分の頭や心で作ったものに過ぎない。

 

 

そして今この一瞬も、すぐに通り過ぎていき、全ては儚いけれど。

 

 

 

その今を大事に感じて、今この自分に与えられている目の前の為すべきことを、一つ一つ丁寧にやっていこう。